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【団地建て替えが決定!】建て替え中の親たちはどこに住む?

建替え

長年住んでいる団地の建て替えが発表されました。

もし築50年を超える我が家を突然に建て替えることになったらどうしますか。

終のすみかと考えていた高齢の親たちにとっては複雑です。

しかし老朽化の団地の建て替えの決定は安全性などの理由からも避けられないことです。

建物の構造や設備を新しくすることで、より安全で快適な生活がおくれます。

しかし、自分の高齢の親がこれからどうなるのか、どこに住むのかが心配です。

この記事を読むとわかること
・団地建て替えの完成までの流れについて
・公営団地の場合、工事の間の住居はどうするか

建て替え開始から新住居完成までの流れは?

具体的に建て替えはどのような流れで行われるのでしょうか。

まろ助
まろ助

建て替えの間、わしらはどこに行けばいいんじゃ。 荷物は? 家賃は?

親が住んでいる公営団地の工事期間は約2年となっていました。

下の図1は建て替え工事の開始から完成までの流れを表したものです。

この図のように同じ場所に新居を建て替えるため、住民はまず一時的に仮住まいの家に移転させられます。

その間に、旧住居は解体し跡地に新住居を建設します。

図1 工事開始から完成までの流れ

団地が建て替え中どこに住むのか

建て替えの2年間という長い間、追い出された人たちはいったいどこに住めばいいのでしょうか。

建て替え中の仮住まいを提案してくれる

まろ助老人が住んでいるのは公営団地なので、公営住宅の職員が同じ公営団地の空き部屋を紹介してくれました。

建て替え中の仮住まい先として提案された例です。

NO仮住まい先方法メリットデメリット 家賃  
公営団地の空き部屋くじ引き近隣の場合は同じ
生活環境、間取りで過ごせる
近隣の公営団地
とは限らない、
競争率が高い
現在とほぼ同等
賃貸住宅 不動産屋で探す好きな間取り、
場所を選べる
家賃が高くなる場合がある物件による 
その他親族などを頼る身内と同居なので
見知らぬ場所でも心強い
気をつかう場合もあり交渉による
仮住まい提案例

まろ助
まろ助

慣れ親しんだ場所に引越した方が安心じゃ。

まずは、近所の団地に申し込もう

やはり、住むとしたら長年住んでいる近場の似たような団地が一番ですよね。

同じ敷地内の団地の空き部屋に移れると思っていた

同じ敷地の公営団地は全部で8棟ありました。

今回の建て替え工事は、第1期としてそのうち2棟を壊したあと建て替え完成、

第2期にそのあと残りの6棟を壊し建替えるという段取りです。

まろ助の妻はいつも団地の敷地内を散歩しているとき、2期目建て替え予定の6棟の中に空き部屋がたくさんあることに気づきました。

まろ助の妻
まろ助の妻

あれだけ空き部屋があったら、きっとどれかに住めるわね

娘・私
娘・私

この安易な考えがのちに油断を生むことに

なぜ空き部屋には移れないのか

後日、公営住宅会社の職員の方に聞いたところ、ほとんどの空き部屋が汚すぎてとても住める状態ではないということでした。

建て替えで壊す予定なのでリフォームを入れてまで入居させることはできないという話でした。

納得できる話でしたが、高齢者が引越しすることを考えたらなんとかしてほしかったと思っています。

まとめ

建て替えの流れが分かったところ、一番心配なのは、仮に住む家のことです。

この団地には同じような世代の人が住んでいます。一般的に皆が同じように敷地内の空き部屋を狙うことを考えるでしょう。

抽選にはずれたらどうなるか考えただけでも恐ろしいです。

万が一この団地に決まらない場合は、近隣といっても今の家から離れた団地、もしくは民間の賃貸となるのでしょうか。

高齢者が住まいを探すことは慣れていいないこともあり、精神的にも体力的にも非常に大変になると思います。

抽選で決まればいいのですが・・・。

この時  団地の空け渡し・引越し期限まで残り8ヶ月