この記事を読むとわかること
・突然、公営団地や借家が建て替えることになった状況
・高齢の親が突然の引越しを宣告されたときの心境
引越しを選ぶ理由は色々あります。
健康、経済的な理由、趣味や利便性など個人や家族の状況によってちがいます。
それは高齢になっても同様、突然やってきます。
まろ助老人もその一人です。
穏やかな毎日をすごしていたまろ助老人に突然、引越しがやってきました。
引越しする理由は?
まろ助老人の引越しする理由はどうだったのでしょうか。
わしの場合は、団地の老朽化による建て替えが理由じゃ。
まろ助老人の住んでいる公営団地は築50年でかなり老朽化が進んでいました。
約半世紀のんびり暮らしてきたので、このまま今の家を終の棲家と考えていました。
の連絡がの建て替え通告が
そんなある日、各住民に建替え説明会参加の案内が届きました。
突然、建て替えなんて・・・
建て替えは本当に必要なのか
ここで、建て替えについて確認したいと思います。
建て替えの目安は、耐用年数や耐震基準によってきまるそうです。
耐用年数を超えると倒壊や雨漏りなどの危険性が高くなるため建替えが検討されることが考えられるようです。
建物にもよりますが築50年ほどとなると、建替え時期ともいえるかもしれません。
ここで、
・建て替えしたくない
・必要ない
・面倒だから、しなくていい
・今のままで十分だから、必要ない
などの 住民の反対意見が当然おきることが予想されます。
ところがそれは、起きることはないのです。
なぜなら、まろ助老人の団地は、公営団地 だからです。
住民たちは、意見をすることなく、突然の団地の建て替えが決定しました。
建て替え説明会の中身について
後日、説明会が開催され
建て替え計画なるものが改めて発表されました。
- 建て替え計画スケジュール
- 現住居の引き渡し
- 建て替え中の住居について(仮住まい)
- 仮住まい、新住居家賃について
- 引越し手続き関係
かなり具体的に計画は進められていたようです。
建て替え中はどこに住むのかしら
建て替えに引っ越し、 こりゃあ大変だ
建て替えと聞いてからの親たちの様子
一般的には建て替えしますと聞くと新築で、ウキウキ気分のほうが大きいですよね。
でも高齢者の場合はちょっと違います。
不安や心配のほうが大半をしめてしまうことが多いようです。
まろ助老人も心の中が心配と不安でいっぱいになっているのが分かりました。
まず最初の壁にぶつかりました。
まとめ 親の不安を取り除く2つのポイント
1.家族会議をひらく
2.建て替え担当業者に不安なことを聞いておく
1.家族会議を開く
家族を集めて家族会議を開いて話し合います。
できるだけ全員が参加できるように日程を調整しましょう。
ご家族が遠方で来られない場合は、テレビ電話などの通信手段でも良いので、直接話し合いができる環境を作りましょう。
できるだけ全員が揃うことが望ましいです。
全員を巻き込んで、皆で一致団結をしてこの困難に立ち向かうという雰囲気になると、
必ずこのあとの引越し作業や手続き関連がとてもスムーズに運びます。
まろ助家でも全員で集まれる日を決めました。
親たちは住み慣れた家を建て替えすることで不安になっています。
その時に、自分たちも引越しなどできることは協力することを伝えると
親も最初よりは少し安心できたように感じます。
2.建て替え担当業者に不安なことを聞く
説明会に参加しただけでは一方的に説明を聞いていただけでした。
そのため、建て替えというキーワードに脳みその大半を占められてしまい
結局細かいことを聞き逃してしまったり、どうしたらよいか分からなくなってしまいます。
そんな時は、勇気を出して担当業者に電話などで、個別に相談をしてみるとよいです。
うちの母は、担当者に何度も電話をしていました。
これから忙しくなることが想像されます・・・。
本日の教訓
冷静に人の話をきくべし