この記事を読むとわかること
・抽選会にのぞむ心構えのこと
・抽選の結果は?
抽選会の前にすでに駆け引きは始まっていた
住民たちには前もって建て替えの間に住む、「仮住まい」先のリストが配られていました。
抽選会までに、その中から自分たちで選びアンケートに記入して提出しなくてはいけません。
アンケートは第3希望までを記入できます。
まずは、第3希望までどうやって決めるか、どうやって抽選で成功するかを考えてみました。
作戦を練る ロード to 当選 当選へ道
複数希望の提出
今回は第1から第3希望まで提出してよいということです。
複数の希望を提出することで、当選確率を少し上げることができるかもしれません。
自分の一番希望するところを狙う 第1希望
当然、第1希望は自分にとって最も重要で優先するものを希望とします。
当たれば最高の幸運の持ち主! 当たって砕けろという精神でいきたいです。
万が一というときにでも最低限がまんできる部屋 第2、第3希望の決め方
第2希望は、第1希望にハズレてしまった場合に、自分にとって次に満足度の高いものを選びます。
問題は第3希望です。
第3希望は、第1、第2希望で選ばれなかった場合のバックアップとしての役割を果たします。
ですから自分の中で一番重要度が高いこと以外はあきらめる。
その代わり、確実に当たる確率が高いものを選ぶと良いと考えます。
そうすれば選ぶ範囲も広がるので確率も高くなると思うのです。
例えば、市内であれば、階数は何階でも良いなど、条件を広くすることで当たる確率も上がります。
しかし、市内で、必ず一階が良いと限定してしまうと確率は低くなります。
これを考慮して希望を出すと抽選会の時には、また違った結果になっているかもしれませんよ。
そして、抽選会の日
まろ助夫婦たちに、運命の抽選会の日がやってきました。
ところが、第1回抽選会の一ヶ月前に、まろ助老人が緊急入院してしまいました。
そのため、まろ助老人の妻が仮住まいの抽選会に代わりに行くことになりました。
集会場にそれぞれの世帯の代表者が集められ、順番にくじを引いていきます。
不運な女を自称していたまろ助の妻。
結果は、
残念ながら、第1希望から第3希望まで全てハズレてしまいました。
同じように希望通りの結果にならなかった近所の知り合い達となぐさめ合います。
希望通りにならなかった住民は全体の6割ほど。
今回の抽選では、同じ団地の空き部屋や市内の団地の空き部屋を希望した人たちが
集中していたようです。
ズバリ敗因は
まろ助夫妻は、近所にある公営団地の中で第3希望まで出しました。
二人が住んでいる団地は、ほとんどが同じ境遇の高齢者なので、考えることは同じです。
数少ない空き部屋を争うので競争率は高くなります。
まろ助夫妻は、第3希望まで全て競争率の高い部屋を選んでしまったため
全て落選するという、
恐ろしい結果になってしまいました。
希望の空き部屋に入居できない場合は、これから自分たちで移転先を探さなくてはなりません。
全部 ハズレ ちゃった
つまり、私の考察はまったく聞き入れられなかったっということでした。
ガッカリ
今回の反省
選択希望で、人気が高いところばかり選ばないこと