この記事を読むとわかること
・抽選会での一部始終
・久しぶりに集まった住民たちの様子
・抽選のコツ?感想
先日、ついに抽選会が行われました!
抽選会前の最終確認
抽選日が告知され、誰が抽選に行くか家族内で予備選挙を行いました。
抽選で住居を選ぶのは、なかなか残酷とも感じます。うちの場合は(ほぼ)一生住む家なのに自分で選択することができないのです。
責任を取りたくないので家族同士で誰が行くかの押し付け合いとなりました。
家族の会話
誰が行く?
前回、仮住まいの抽選ではずれたから絶対イヤ
足が痛いから無理
知り合いの〇〇さん、くじ運良さそうだから行ってもらえないかな
この問答を2、3回繰り返し、不本意ですが私が行くことにいたしました。
ブログにも書けるし良しとしましょう。
希望する部屋の再確認
まず狙う部屋の希望を親たち(まろ助夫婦)から再確認しました。
第一希望 南東向き 3~5階、角部屋のどれか
第二希望 西南向き 3~5階のどれか
親たちの一番気になるのは日当たり、騒音のようです。
次に、希望を考えながら部屋の順位を決めます。前回はだいぶ後半の番号を引いたということなので、だいたい24番位まで候補を決めておきました。
これから先、親からのクレームが無いように本人達が納得いく部屋を選んでもらいましょう。
いよいよ抽選会当日
当日は遅刻すると抽選会の最後に遅刻者同士で抽選をすることが書かれていました。それだけは避けなければいけませんので、20分位前に現地に到着しました。
抽選会のルール
ここで案内に記載されていた抽選会についてのルールを詳しくご紹介します。
・抽選は希望する部屋タイプごとに実施する。(1DK、2DK、3DK)
・原則優先入居はなし。抽選で決まった順位の人から選ぶ。
・抽選で決定した後の部屋タイプの変更はできない。(入居資格の喪失は除く)
また、入居者同士の交換もできない。
・代理出席も可能。
・遅刻した場合は、抽選会の最後に遅刻者同士とする。遅刻の基準の時刻は担当者が開始とした時。
・欠席した場合は、後日欠席者同士で行う。
・抽選当日に迷わないよう、あらかじめ部屋を希望3つ位まで考えておくこと
かなりたくさん書いてあります。
元住民たちとの再会
現地に着きました。抽選場所は集会場です。
集会場はまだ残っている棟の1室を改造して利用していました。
前回の意向調査の時はエアコンが使用されていませんでしたが、今回は冷房が効いており助かりました。
部屋には約16人分の席が用意されており、部屋の端の方に付添人用の席が約6人分用意されていました。
一番希望者の多い2DKのはずなのに席が少ないと感じたので聞いてみると、全員一度に部屋に入れないため、2回に分けて行われるということでした。
「あら、〇〇さーん!」「元気だったー?」部屋に入ってくる度に顔見知りを見つけると挨拶が飛び交います。
懐かしい顔ぶれに会えて皆嬉しそうに見えます。
運命の抽選
私はくじ運もないので、できれば人生を抽選やゲームで決めるカイジのようなことはしたくないと日頃から考えています。しかしやるしかありません。
まずは、
1.仮住まいの建物毎に名前が順番に呼ばれる
2.封筒のどれかを1通を選ぶ。
3.手紙の中に番号と時間が記入してある。
4.引いた人から退室
5.書かれていた時間に集まり部屋を選ぶ。
6.終わった人から解散(契約などは後日)
人生を左右する抽選です。どうなるかドキドキします。
最初に今の団地に仮住まいしている方からでした。3名ほど引きました。指名と番号が発表されます。20番台、10番台と続きます。
そして、私たちの仮住まいの団地の番になりました。
職員の方が封筒を持ってきます。
気分はババ抜きです。
「どれにしますか?」
「じゃあこれで」
1通を引き抜きました。
中身を空けてみると、なんと見事1~5の中の番号を引き当てました!
周りからもどよめきが起きました。
しかし、まだくじを引いていない方もいるので、嬉しさを隠しながら集会場を後にし、指定された時間に再び来ることにしました。
まさかそんな良い数字が出るとは思わず、希望する部屋を30通り選んでおきました。
一桁台の番号を引き当てたので、ほぼ希望通りの部屋選び放題ということです。
母からのひと言。
あなた、すごいね。
その後指定された時間に集会場に戻り、無事に自分達の希望する部屋を選択させていただいたのでした。
感想
抽選前の元住民たちは緊張した様子でしたが大きなトラブルもなくスムーズに行われました。
運命の封筒を選ぶ瞬間をまだ記憶しております。
最初に真ん中辺りから取ろうとした封筒をやめて隣の封筒を引こうとしたのですが、なぜかその時「何事も第一印象」という言葉が浮かび最初の封筒を選んだところ一桁台の封筒を当てることができました。まあ、たまたまだと思いますが本当に良かったです。
住民は、外国の方や高齢者の方がほとんどです。封筒に入っていた手紙の意味が分からない方もいらっしゃいました。そんな時は皆さん顔見知りなのでお互い教えあったりしておりました。
私の方はほぼ希望通りの部屋を選べたので、親にマイホームをプレゼントした気持ちを疑似体験できました。
部屋が実際に決まり親たち(まろ助夫婦)も現実味が増して、少し安心できた様子でした。
ひとまず肩の荷が下りた感じです。