この記事を読んででわかること
・公営団地や賃貸などの貸主の都合で引越すことになった場合の費用について
・引越し業者の選び方
貸主の都合で引っ越す場合、費用はどうなるか
建替えが決定することが分かりました。
そのあとに、一番心配になるのは仮住まいの家や引越し費用、家賃だと思います。
とくに高齢者は年金生活です。
うちの高齢の親はまさにその通りで、費用面が一番気になるところでした。
全額でるのかしら
たしか説明会では出るって言ってた
建替えに関する引越し費用について出る？出ない？
うちの高齢の親まろ助老人宅は、公営団地です。
建替え理由は老朽化ですが、事業者の都合となります。
引越し費用は出る！
事業者の都合ですので移転補償という形で引越し費用が出るということでした。
当然よ！
終の棲家を追い出されるまろ助妻は、少しお怒り気味でした。
引越し費用については、各世帯で事情が違うことや公平性を保つために
なるべく口外しない方がいいという暗黙のルールがありました。
ご近所どうしの噂では、一律〇〇万円とか仮住まいが遠い人は多くもらえるなど、
さまざまな噂が飛び交っているようでした。
某引越し業者の営業が団地中にひんぱんに出没
引越し業者を決めることになりました。
インターネットで何社か見積もりを取ろうと思っていました。
が、そんなときに母まろ助妻が近所の人から情報を入手してきました。
あそこのお宅は〇×引越し屋を頼んだらしいわよ
など、いろいろな情報がでてきます。
そのころから、だんだん団地を去っていく人たちの引越し風景があちらこちらで
見られるようになりました。
引越し業者を選ぶのは娘がやることになりました。
そろそろ本腰を入れて引越し業者を探さなければ！
引越し業者の選び方、いろいろ調べてみた３つのポイント
引越し業者を選ぶのに、大きく３つのポイントがありました。
１，必ず複数の業者から見積もりをとる
２．口コミや評判の確認してみる
３．オプションなどの確認
必ず複数の業者から見積もりをとる
複数の業者と比較検討することで、平均的な料金がわかると思いました。
口コミや評判の確認してみる
インターネット上や知人の口コミを調べてみます。他の利用者の経験がとても参考になります。
オプションなどの確認
荷物が損傷した場合の保険があるかなども見ておくと安心だと思います。
まろ助家の場合は、家族も引越しの手伝いをすることになりましたが、
もし高齢者の方が一人住まいや家族が来られない場合は高齢者専用サービスがある業者を選んでもよいと思います。
高齢者専用サービスを利用してもよいかも
高齢者専用サービスがある業者を調べてみました。
下記以外の業者の中にも高齢者向けサービスでなく、基本コースに追加オプションをつけることで対応できる場合もあります。
いろいろな業者のサービスを比較して検討しましょう。
| 会社名 | 高齢者向けサービス |
|---|---|
| 赤帽 | シニア引越しプラン |
| アート引越センター株式会社 | シニアパック 基本コース |
| アーク引越センター | シニアプラン |
| キタザワ引越センター（東京、千葉のみ） | 高齢者向け引越プラン |
| ハート引越センター | シニア施設向け引越しサポート |
| ハトのマークの引越センター | 楽々シニアプラン |
| ムービングエス | シニア引越しプラン |
まろ助家、引越し業者に料金を値切ってみた
移転補償料金として引越し費用が〇万円と決まったこともあり、
他に必要になるかもしれないので引越し費用をできるだけ黒字にしたいと考えました。
私は実家を出てから何度か引越しをしていました。
その時お願いしたのが今回団地内をうろうろしている某引越し業者でした。
そのころの某引越し業者はまだ知名度もあまりありませんでした。
そんなこともあり、業者のお兄さんやおじさん達は職人的な感じでノリも良く
良心的な値段なのにサービスで色々やってくれたり、いい方ばかりでした。
(ちなみに今から20年位前の話です…）
なので私はそのころの幻を見ていたのかもしれません。
親の引越し料金があまりにも高額だったので思わず値切ってしまいました…。
高すぎませんか？昔はもっと安かった
今思えば、とんでもない暴挙…でしょうかね。
まろ助家の見積もりの内容は
荷物自体は少なかったのですが、問題点が２つありました。
・搬入元・搬入先とも４階・エレベーター無
・引越し日が８月の真夏であること
４階でエレベーター無しはかなり料金UPしてしまうそうです。
そして最近の異常気象で８月は暑さやガソリン価格の高騰などもあり料金UP。
さらに人件費の高騰。
私の泣き落としも効果はありませんでした。
ただ提示された引越し業者の見積もり料金が移転補償の引越費用の金額とほぼ同じだったのです。
ですから、ほぼ引越し業者に収めた感じです。
しかもエアコン２台を取り付けたので赤字になりそうでした。
何かおかしいと感じましたが、親たちもあまり揉めない方がいいという雰囲気でしたので
あきらめました。
まさか公営団地と引越し業者は結託してる？まさかまさか？
今回は気持ちよく引越しするため見積もり通りに従うことに決定いたしました。
今回のまとめ・気づき
気になる点などがある場合は、うやむやにせずに、引越し業者に相談しましょう。
必ず見積もりをとりましょう。