この記事を読むとわかること
大規模引越しの粗大ごみ「出し方特別ルール」
不用品の整理について、当ブログの記事「高齢の親の引越し!引越しの荷造りと一緒に不用品も整理しましょう」でも少しご紹介しました。
本記事では団地内での粗大ごみの出し方についてお伝えしたいと思います。
今回は、業者都合の建て替えという特殊なケースですので、ごみの出し方でサービスがあったのかもと考えています。
注意:ごみの出し方は、各自治体でルールが違いますので住んでいる自治体に確認すると良いでしょう。
通常の粗大ごみ出しルール
親たちが住んでいる地域では、通常は次のようなルールとなっていました。
戸別収集
各世帯ごと、電話か電子申請でリサイクルプラザに申込みます。
注意事項:申込みをしていないで、収集所に粗大ごみを出しても、ルール違反として収集されません。
・1回に申し込めるのは、5個までです。(引っ越しの場合は制限なし)
・アパートやマンションにお住まいの方は、必ず1階まで下ろす。
などなど
・手数料は1個(セット)につき700円
直接持ち込み
リサイクルセンターに自分達で直接運びます。
注意事項が細かく決められていました。
・住所が確認できるもの(免許証等)を用意する。
・事業者、事業系のごみは持ち込めない。
・最大積載量が2トンを超える車両での搬入はできない。
・通常は、事前予約はいらないが、引越しなどで品数が多い場合は、事前に知らせる。
などなど
・料金1セットにつき300円
団地住民全体の引越し
今回の建替えでは住民全体の引越しで時期も重なっています。
影響、考えられること
・100世帯近くの粗大ごみが大量に出ると予想。
・各世帯が粗大ごみ回収依頼で電話殺到
・ゴミ収集車がその都度、回収に来なくてはいけない
・ゴミ置き場があふれてパンク
粗大ごみ一括収集スペース
これらを防ぐために、一括で回収、処分してくれる活気的な対策が取られました。
団地内の空きスペースに大量粗大ごみ置き場が用意され
引越し期限の約1か月前までにそこに運ぶと、まとめて回収・処分してくれたのです。
料金は無料です。
粗大ゴミの運び出しが始まる
住民が次々と不要の粗大ごみを運んできます。
これを機に処分する人達が多いようですが、仮住まいに家具が入らないから捨てるという人もいました。
カオス
粗大ゴミ置き場を観察していると色々な光景がみられました。
粗大ゴミ以外のゴミを捨てる人
ごみ置き場に捨てたものを品定めをしている人
選んで持ち帰る人
中には団地外から来て車で運んでいった人もいました。
その光景は、ここは日本なのかを思わせるような光景でした。
すごいことになってる。ここは別の惑星…?
実際の様子
改めて見ると、こんなにすごかった…。
これをカオスと呼ぶのでしょうか
柵で囲ってあるわけでもないので、ごみは一日中捨てられる状態でした。
まとめ:感想
今回、団地住民全体の引越しで、粗大ゴミが一括収集という方法で集められました。
マンションの大規模修繕工事の時もこのような粗大ゴミをサービスで処分してくれるをしてくれる場合がありました。
収集場所は写真のようにすごい事になっていました。
ごみを見つめていると、これから住民はバラバラになって、いよいよ引越しするという現実味を帯びてきました。同時に寂しさも少し感じました。