この記事を読むとわかること
・救急車を呼びたくない理由はなぜ?
・建て替え後の家に戻るまで残すところ1年だった、何が起こったか
仮住まいに引っ越してきてから1年ほどが経過し、やっと折り返し地点を過ぎたころ
父・まろ助老人が、再び入院してしまいました。
親から夜に謎の連絡
夜、母・まろ助妻から電話がありました。
明日の朝、来れる?
お父さんが具合が悪いみたい。なんにもしゃべらないの。
しゃべらないってどういうこと?
まろ助妻の言うことには、
最初は機嫌が悪くてしゃべらないのかと思っていたそうです。
ところが食欲もなくなってきたので、不安になり連絡をしてきたということでした。
翌朝、まろ美とまろ江の2人で実家に行くことにしました。
なぜか救急車を呼ぶのを嫌がる
翌朝、朝一番で帰ってみると、まろ助老人が椅子に座ってぐったりしていました。
名前を呼ぶと小さい声で、一言つぶやくぐらいで、あとは頷くだけでした。
やはり様子がおかしいので、
救急車読んだ方がいいと思う
まろ江が救急車を呼ぶことを提案
しかしまろ助老人は、意識はもうろうとしているはずなのに、首を横に振るのです。
仕方がないので、タクシーを呼んで自分たちで連れていくことにしました。
まろ美とまろ江で両肩を担いで階段を降りることにしました。
足元はゆっくりですが、支えながらなんとか立てていた状況です。
もうおじいさんなので2人でも軽く運べると思っていましたが、女二人ではかなり重く
階段を降りるのはとても大変でした。
本人も階段を降りていくのが怖かったようで、壁についている手すりを離せないくらい強く握りしめていました。
1階につくとタクシーが待っていてくれました。
急いでかかりつけの総合病院へ向かいます。
このような時は救急車を呼んだ方がいいですよと、お医者さん達も知り合いも皆が言ってくれました。
しかしまろ助老人と妻はなぜなのか、呼びたがらないのです。
救急車を呼びたがらない理由を考えてみた
以下3つを考えてみました。
1.恥ずかしい
2.迷惑をかけると思っている
3.お金がかかると思っている
正解は、1でした。恥ずかしくて、人の目が気になるそうです。
不思議です。それでも命に係わるので必ず呼んでほしいですね。
なんとなく大丈夫かな~と思ってて
これからはすぐ呼んでください
着いてすぐ入院
病院に着いてからは、すぐに救急センターに入れていただき、そのまま入院となりました。
まろ助老人は、しばらくは意識もうろうとしておりました。
しかし3日目辺りから面会を10分位できることになり、
2週間後には大部屋に移れることになりました。
今回の緊急入院の原因は、持病の影響が強いということでした。
前回の入院・手術してから、すっかり体力が衰えていたのですが、
1年経ってやっと肌つや、表情も良くなってきていたので本当に残念です。
また振り出しに戻ってきてしまったような感じです。
入院中は、まろ助老人に工事途中の団地の写真を見せたりと、楽しみをもたせるようにしていました。
まろ助老人は長い入院によって、筋力が落ちてしまったので歩行のリハビリも頑張っていました。
退院できたけど
1か月後、先生から許可がおり退院が決まりました。
入院していた時に杖を使って歩いていたこともあり、
足がだいぶ弱ってしまっており歩くのに杖がある方が良いということになりました。
今の仮住まいの団地はエレベーター無しです。
階段を上り降りができるのだろうか。また新たな心配事が増えてしまいました。
杖って階段を降りるときが怖いね
まとめ
引越しする前は足が弱くなると考えてもいませんでした。
なのでエレベーターが無い団地でも、今まで階段の上り降りしていたから大丈夫、平気だろうと安易に考えていました。
足が弱くなるという事をまったく予想していませんでした。人生はいつどう変わるか分かりません。
どんな時でもリスクを考えておかなければいけないと感じました。