この記事を読むと分かること
・建て替え中に住む仮住まいの家賃について
・建て替え後の新住居の家賃について
建て替えになることになり仮住まいがやっと決まりました。
一番気になることは、やはりお金関係のことだと思います。
公営団地ですので、これは私たちの力ではどうすることもできません。
決められたルールに沿ってその家賃を支払うしかありません。
仮住まいの家賃はどうなる?
建て替え中に住むことになった仮住まいの団地は、旧住居と間取りは同じですが、面積はとても広い部屋になりました。しかも洗面所つき。
私たちの団地は洗面所もありませんでした。
もしかして家賃が高くなるのではと少し心配していました。
余裕の母親、
安心してください。説明会で聞いたから大丈夫よ!
その通り、大丈夫でした。
公営団地は低所得者の方や高齢者などが多いですので、家賃が高くなると生活に影響し非常に困ります。
下に例を挙げます。
仮住まいの方が高い場合
両方の家賃を比べて家賃の低い方に設定されます。
つまり旧住居と同じ家賃になります。
家賃 | |
旧住居 | 20,000円 |
仮住まい | 25,000円 |
仮住まいでの家賃 | 20,000円 |
仮住まいの方が安い場合
両方の家賃を比べて家賃の安い方で設定されます。
この場合は、仮住まいの家賃に変更されます。
写真 | |
旧住居 | 20,000円 |
仮住まい | 15,000円 |
仮住まいでの家賃 | 15,000円 |
これでしたら、あまり生活形態を変えることなく住むことができそうですね。
良かったわ。
建替え後に住む、新住居の家賃はどうなる?
しかしここから心配ごとがでてきます。
建て替え説明会で渡された書類には次のように書いてありました。
新住居に住む場合は、今より設備が新しくなるので今までの住宅より家賃が
高くなります。
なななんだって!?
ただし、家賃の上昇分は5年間かけて、今までの安かった家賃から現代に合った新家賃相場に引き上げていきます。
おお、助かった。
例えば
旧住居で払っている家賃が20,000円
新住居の現代での家賃相場が50,000円とします。
1年目 | 25,000円 |
2年目 | 30,000円 |
↓ | 1年毎に5,000円ずつUP |
6年目 | 50,000円 |
ちなみに、家賃以外にも自治会費なども必要になります。
住居が建て替えになって良いこと・悪いこと
まず良いことは、
新しくきれいになった部屋に住める。エレベーターがつくという点につきると思います。
悪くなったことは、
上の表の「家賃の例」のように将来的に家賃は今の倍になるということです。
この上がり方は公営団地だからなのかは分かりません。
公営団地は、ほとんどの方が年金受給者です。倍になった家賃を払うことができるほど年金受給額があがるとは考えられません。
昔から住んでいる人に聞くと、建て替えしなくて良かったのにという意見が大半です。
私の親は、「5年後までいるか分からないからな~、大丈夫だろう」
などと意味深な事をつぶやいています。
また、エレベーターが新しくつくことによって管理が必要になるなどやむを得ない事情も分かります。
が、これから大丈夫なのかと心配になります。
住み続けることができるのか心配だわ
年金受給額は上がらないし、家賃は今までの倍近く上がるということは、
払えなければいずれここに住めなくなるということなのかしら。
家賃が払えなければ明け渡しになる可能性もあるかもしれません。
その場合、さらに低家賃の公営住宅にまた移動・引越しさせられるのかなど、色々な心配ごとや疑問が増えました。
この高齢化社会は予想されていたことだと思います。
公営住宅は低額所得者等に対して賃貸する住宅ですので、ぜひ適切な措置がとられるようお願いしたいと思います。