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【親が家庭菜園を借りている方へ】40年以上続けた家庭菜園のお片づけのしかた

片づけ

この記事を読むとわかること
・長年続けていた家庭菜園をやめるタイミング
・家庭菜園の片づけ方

まろ助老人、現在80代。

いまでこそ高齢ですが、この土地に住み始めてから約40年以上、若いころから地域の畑を借りて家庭菜園を続けていました。

親が家庭菜園を借りている人たちはたくさんいます。

長年趣味として続けていたり、定年退職後に始めた人もいます。

家計に貢献してくれる家庭菜園をついにお片づけする時がきてしまいました。

片づけ、それは家の外にもあった

建て替えの話がでる少し前、

同じ畑を利用していた周りの高齢者たちは

体力を理由に次々と畑じまいをしていきました。

やめていく人は自分の使っていた畑をまろ助老人に託していきます。

その畑を引き継いだため、畑の面積はかなり広くなっていました。

建て替えの話によって家庭菜園が続けられるか心配なポイント

今回突然の建て替えの話があり、まろ助老人はとてもショックをうけました。

まろ助老人の心配ポイントは2つです。

建て替え中も畑を続けられるか
建て替え後も畑を続けられるか

建て替え中も畑を続けられるか

建て替え完成後に今の場所に帰ってくるとしても仮移転先が畑の近くとは限りません。

とはいえ、現時点ではこの近くに住める仮移転の公営団地はありません

建て替え後も畑を続けられるか

建て替え後、まろ助老人は85歳を過ぎます。

体がどのように変化しているか分かりません。

そして、ついに畑を続けるか、決断のときがきてしまいました

まろ助
まろ助

せっかく時間と手間をかけて大きくした畑なのに。ガッカリ

ついに家庭菜園をやめることを決意! しかし新たな心配ごとが発生

一つ解決すると新たな問題が発生します

まろ助老人が心配しているポイントは次になります

・高齢の自分たちで畑を片づけられるのか
・片づけの方法は!?何から手をつけていいのか分からない

それでは見てみましょう。

高齢の自分たちで片づけられるのか

40年近く家庭菜園を続けていると、道具が増えてます

まろ助の妻
まろ助の妻

畑に物置小屋まで建てちゃって。

あれ、どうやって片づけたらいいんだい。

畑の不用品アイテム

セミプロの腕前だったまろ助老人の畑は、様々な資材がたくさん使用されていました

  • 畑を囲んでいる柵

畑の隣が竹やぶなため、柵に無限に使用していました。

・農耕用の道具

クワ、スコップ
ネット
バケツ
竹竿
ポリタンク
肥料 など

やはり自分たちだけでは無理なのか?

やはり高齢の自分たちだけでは片づけは無理だと思いました。

実はちょうどこの時期にまろ助老人は体調を崩して入院してしまいました。

入院先でも畑の状態が気になります。

片づけと草むしりを一度に片づけられないかと考えていたところ

まろ助
まろ助

シルバー人材センターに頼めないかな

以前知り合いでシルバー人材センターに草むしりをお願いした人がいることを思い出したそうです。料金も抑えられるという情報も。

さらに。

よく粗大ごみを運んでいる、シルバー人材センターの軽トラをみかけたことがあったので、ゴミの回収もお願いできるのではないかということでした。

子どもたちの反応としては、

まろ助の娘
まろ助の娘

シルバーがシルバーに頼むのって…大丈夫なのかな

とりあえずここでは気にしないでおきましょう!

シルバー人材センターに連絡してみる

お願いしようとしているシルバー人材センターとはどんなものか調べてみました。

シルバー人材センターとは

・60歳以上の健康で働く意欲のある高齢者などに就業を提供している公益社団法人
・主な紹介する仕事内容は、
ワープロ、宛て名書き、公園管理、自転車置き場管理、植木の剪定、障子・襖張り、清掃、観光案内、福祉・家事援助サービス等
・利用する場合、料金は地域によってことなる

シルバー人材センターの方にお願いできるお仕事がいろいろな種類があることが分かりました。

このように住んでいる地域によって料金や内容は異なりますが、

ホームページに依頼方法、料金設定について掲載してありますので自分の住んでいる自治体の調べてみるとよいかもしれません。

お願いする仕事は、畑の草むしりと不用品回収に決定

お願いする仕事を二つに決めました。

畑の草むしり

まろ助老人が入院している間、一面に雑草が生い茂ってしまいました。

とても二人だけでは対応できない量と範囲です。

ただ料金が気になります。

ここで、地域のシルバー人材センターのホームページで調べてみました。

(料金設定や依頼できる内容は地域によって違う場合があります)

草むしりの場合、畑の面積が広いので料金が割高になることが分かりました。

さらに、追加料金で、雑草の処分や不要品の処分費も含めるととても高額になることが予想されました。

不用品回収

もう一つお願いしたいことは、小屋の解体です。

小屋といっても腰位の高さで、クワや肥料などを入れるだけのテントを少し立派にしたようなものです。

その小屋の解体と廃材、使わないバケツや道具などを回収してもらうことを考えていました。

見積もりをとってみる

ホームページに掲載されているメールアドレスに見積もりを依頼してみました。

お願いしたい作業内容は、

畑の面積は、約50㎡。除草作業の人件費、処分するものは剪定枝、草等、粗大ごみの回収です。

見積もり結果(あくまで参考でした)は、

1日の作業時間が5時間~7時間 

人件費=7000円/1人×作業人数分、不用品の回収(剪定枝、草等、粗大ごみなどの回収)については別途。

さらに問題点として作業が1日で終わらない場合もあるということです。

結果として費用がかさんでしまう可能性があります。

結果

費用を安く抑えられると検討しましたが、予定より予算オーバーとなってしまうため利用を断念しました。

やむを得ず、できる限りのことは家族全員で片づけるという運びになりました。

草むしりと小屋の解体などは全員で、粗大ごみの運搬はまろ助老人の娘夫婦2人で行う事に決まりました。

まろ助の娘
まろ助の娘

親が不安を感じていたら早めに解決しておきましょう

まろ助老人の家族たちの家庭菜園じまいスタート

いよいよ畑をおしまいにする時がきました。

草むしりから始まり更地にするまで、1日では終わりません。

草むしり、解体をする時の注意する3つのポイント

まず草むしり、解体をする時の注意するポイントは以下の3つになります

1.ケガに注意
2.服装選びに注意
3.天候に注意

この3つに気を付けると、終わったあとの達成感は最高です。

では、それぞれの注意点についてざっくりと解説します。

ケガに注意しましょう

廃材などを切る作業や運ぶ作業があります。

柵に使っていた大量の竹がありました。

のこぎりで切ったり、手で折ったり抜いたりします。

突然のアクシデントもあるかもしれません。五感を働かせて臨みましょう

服装に注意しましょう

汚れても良い服装。畑ですので泥だらけです。

また、必ずゴム手袋を着用して作業しましょう。廃材などを運ぶ時に手を守ります。

夏の場合は、帽子も必要です。また虫が苦手な人は防虫スプレーもあると良いです。

天候に注意しましょう

できるだけ晴れが続く日を予想して作業することが望ましいです。

雨が続く、雑草や廃材に水が染み込み、水分を含んで、運ぶのにとても重くなってしまいます。
夏は、熱中症に気をつけましょう。炎天下の下での作業は命の危険があります。

まろ助の娘
まろ助の娘

雑草がすくない冬場に畑をしまいにするのが、一番良いのかも

まろ助家の畑じまいスケジュール

今回のスケジュールを振り返ってみたいと思います。

1.畑を貸してくれている地主に畑の返却を連絡

いつまでに畑を返するか連絡する。

まろ助老人の場合は、地主の方に更地にしての返却を依頼されたそうです。

返却日は草むしりなど作業する時間も考えて余裕をもって伝えましょう。

2.畑の草むしり

(所要時間:2~3日間)

入院中のまろ助老人以外の計5人で作業。1週間毎に週末に出れる人が集まることに。

参加者 大人 男×3人(うち小人1)  女×3(うち高齢1名)

男手があると助かります。

草むしりで出た雑草は数週間に分けて自宅に2袋ずつ持ち帰り、自宅の収集所で処分。

40リットル10袋ほど、かなり大量になりました。

3.小屋の解体

(草むしりと同じ日)

道具小屋を解体しました。ケガ防止のため必ず軍手着用しましょう。

菜園を囲っている柵を全て抜いて、50センチ程度の同じ長さにのこぎりで切って揃えます。

切った後はひもで縛って束にします。

3.ゴミを分別する

自分の住んでいる自治体の分別方法、処分方法を調べておきます。

なるべく燃やせるゴミと燃やせないゴミは、持ち帰って自宅の収集所で出すことにしました。

粗大ごみは直接地域のゴミ処理場に自分たちで持ち込みます。

今回まろ助老人の畑の場合は、自宅と離れているので、一日で作業が終わりませんでしたが、

近い場合は持ち込みまで終わるかもしれません。

4.粗大ごみ収集所に事前に持ち込める日時を確認する

収集所は土日はお休みのところが多いため、平日に予定し仕事を休むことにしました。

そのため、ごみについては廃棄するまでは畑の隅に置いておくことに。雨が降らないことを祈ります。

5.レンタカー会社で軽トラックを借りる

家と畑が離れていると荷物運びが大変になります。粗大ごみを運ぶためにトラックが必要です。

レンタカーを借りるのはなるべく早めに予約を入れておいた方がよいでしょう。

車種は何でものせられる軽トラが一番おすすめです。

何でも運べて便利です

まとめ

まろ助の家庭菜園、無事に片づけることができました!

まろ助の妻
まろ助の妻

本当にくのかとても不安だったけど、小屋も片づけてもらって安心したわ

片づけ前
片づけ後

こうして、まろ助の家庭菜園は無事に片付くことができました。

草むしりの費用については、開始から終了までの間、家族の皆が集まるれる土日を使い約2ヶ月間程かけて行いました。

草むしりは自分たち家族だけで片づけることができたので0円です。

そのため、費用は、トラックのレンタカー代と粗大ごみの回収料金となります。

かかった費用は3万円弱でした。

自分達で片づけた分、費用をなんとか抑えることができました。

まろ助
まろ助

片付いてホッとしたけどなくなって、なんだか寂しい

最後に、今までおいしい野菜をたくさん育ててくれた畑に最後に感謝です。

最初は石ばかりだった畑を一生懸命耕し良い土に変えて、おいしい野菜を作ってくれた父親にも感謝です。

まろ助の娘
まろ助の娘

今までありがとうございます