仮住まいの住居決定の通知が届く
ついに住所決定通知が郵送で届きやっと現実味が増してきました。
家の明け渡し期限、つまり引越しまで残り約2ヶ月となっていました。
2か月後に引越し、まだ部屋の中を確認できていない
実は、間取りについて図面はもらえていましたが、実際の部屋はまだ見学できませんでした。
おそらく理由はリフォームをしてくれているのだと思います。
それもあり、部屋の状態についてはまったくわからない状態です。
いま、図面だけで確認できることはたったの3つ
- 窓の数の確認
- 家具の配置
- 部屋の数
これじゃ、あまり確認できないね
あまりの情報の少なさにまろ助妻もお手上げ状態です。
このような対応はありなのか、問題点は?
問題点を考えてみる
・部屋中身は明け渡しギリギリまで、まったく見られない
何もわからない状態での準備は、本人や家族も不安で精神的に負担になります。
しかし、公営団地の住民の私たちにはどうすることもできません。
ついに仮住まいの家の鍵が届いた!
部屋の明け渡し(引越し)期限まで残り約1ヶ月半となった時
ついに!
郵便で鍵が届きました。これで少し実感が湧いてきました。
待っていた仮住まいの部屋の鍵がやっと届きました。まろ助家は歓喜の渦。
やっと部屋に入ることができます。いったいどんな部屋なんでしょうか。
やっと届きました
住んでいた団地との別れが近づく
鍵の到着と同時にこの約50年住んでいた家とお別れという寂しさと
これから引越しという大きなイベントがあるます。
いよいよだな
これから、新たな恐ろしい現実がまろ助家を待ち受けていました。
仮住まいの家の確認と掃除にいく
鍵を受け取ったので、さっそく家を見に行くことになりました。
夏の暑い中でしたが、部屋にはエアコンが取り付けられていないということが分かりました。
この暑さの中で高齢の二人に掃除をさせるのは無理なので、まろ助のこども達だけで掃除をすることにしました。
行く前にやっておくべきこと
電気を通しておく
引越し日より前に使用するのがわかっている場合は、前もって電力会社に引越しの手続きをしておくとよいです。
持ち物と部屋でやることをメモしておく
実際に持っていった物とやることメモをご紹介します。
・スリッパ
必ず用意しましょう。
埃だらけの場合、最終的に靴下を捨てることになってしまいます。
・掃除をする
引越し前までに、床などを掃除しておく
持ち物:洗剤、ぞうきん、ごみを入れるためのごみ袋など、掃除機(車で持ち込み)、あれば新聞紙
・窓枠のサイズを測る
旧住居のカーテンなどが使えるか、使えない場合購入しておく必要あり
持ち物:メジャー、ボールペン、紙
・害虫駆除の薬
新築でない場合、これは入居前に必ずやっておいた方がよいでしょう。
煙をたいて害虫駆除するものなど便利です。
・飲み物、タオル
熱中症予防
・扇風機
真夏で部屋にエアコンがついていなかったため(扇風機を車で持ち込み)
※部屋で電気が使える状態か確認しておく
初めて足を踏み入れた仮住まいの実態
ドアを開けた瞬間、
玄関が思っていたより広かった
実際に見るのと図面で見るのとはまったく違っていました。
全体的に想像よりとても広い間取りでした。今の家よりだいぶ広いです。
きれいに見えたが、よく見ると
しかし、ここからが恐ろしい惨劇の幕開けです。
床が埃だらけ
床がほこりだらけ、くつ下まっ黒
スリッパは必需品ね
前の住民が退去したあと長い間、空き家になっているということがわかります。
リフォームした形跡がありますが、そのあときれいに掃除をしていないようです。
まさか、網戸がない
網戸がない…。
なんと網戸がありませんでした。
網戸を入れるレールもありませんでした。
釘で打ちつけた簡易的なレールがあったので、前の住民は自分たちでつけたようです。
公営団地には、
住民が退去する場合は入居時と同じ状態に戻さないといけないルールがあります。
網戸がないのもエアコンがないことも、公営団地の場合はふつうのことらしいです。
網戸が無いと蚊、ハエ、虫、その他害虫など入り放題です。
これは重要な問題です。
そして窓がちゃんとしまらない
サッシが壊れてる。ありえません。
リフォームで見落としたのか
ありえないわね
ブラックホール化したトイレ
時代を感じさせるトイレでした。
ドアの下の隙間が、駅の公衆トイレ並み、いやもっと開いている
つまり音もだだ洩れ、足首も丸見えです。ズボンを下すと見えてしまうかも。
ただし、防犯や事故などの点からはよいかもしれません。
そして、問題のトイレの便器…蓋を開けると
言葉で表すのは難しいですが
その中はまるで、ブラックホールに繋がっているのではと思うくらい暗黒でした。
みんな入るのを我慢してしまう、恐ろしいトイレ。
高齢のまろ助夫婦にこの状況を伝えるのが辛い。見せるとショックを受けるかも・・・。
我々では、このトイレの中へ結界領域を超えることはできない・・・どうしよう。と心の中で思うのでした。
つづく
リフォームは入っていたが、クリーニングはしていない?
リフォームは入っていたが、クリーニングはしていない?はて?
いったいどういうことなのか?
リフォームとは老朽化した箇所を改修し、新築に近い状態にするということでした。
壁紙を張り替える、ペンキを塗る、給湯器、換気扇など新しいものに変えなるべく新築状態に近づける。
それにたいしてクリーニングは清潔にする行為だそうです。
クリーニングはしない。
つまり、トイレの掃除や以前の入居者のキッチンの汚れを落とすことなどはやっていませんよーっということが分かりました。
賃貸住宅などは必ずリフォーム、クリーニングが入りますが
公営住宅で過度な期待は禁物でした。